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伝統的な漢方の考えに基づき、天地宇宙の自然リズムの中で
人体をみつめ、病気を考える
古代中国の人々は、長い歳月を通して自然を分析してきました。
その結果、生まれたのが陰陽・五行と呼ばれる考え方です。
陰陽・五行とは、自然界の森羅万象を「陰」と「陽」、さらに「五つの要素」に分類したもので、人体の五臓の起源もそこにあります。
游玄洞では、症状の根本改善を図るため、五臓六腑と経路(気・血の流れ)を中心に据え、体全体から病態を捉えた上で最適な漢方薬・鍼灸を提供しています。
未病を治す
漢方医学の大きな特徴に予防医療があります。
持って生まれた体質、生活上のストレス、生活習慣などが原因となり、徐々に大きな病気へと繋がっていきます。
とくに瘀血(おけつ)と呼ばれる古い血の鬱滞は、重篤な病気へと発展する可能性があると言われています。
現在抱えている症状を治し、体の状態を改善することで、将来生じてしまう病気のリスクを減らせるようサポートいたします。
病態に対して薬(治療)が一致して、初めて回復への扉が開かれます
お悩みの症状について
じっくりとお話をお聞きします
初回の問診では、症状、発症時期、経過、随伴症状、病歴などを含め、詳しくお話をお聞きします。
人には相談しにくい、あるいは、なかなか理解されにくい体の悩みを抱えている方や、病院の検査では「異常なし」と言われたけれど不調が続いている方もお気軽にご相談ください。
脈診・腹診・舌診で
的確な病態の把握に努める
漢方薬の重要な古典『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』や、鍼灸の原典『難経(なんぎょう)』には、脈診の重要性について詳細な記述がなされおり、病気の状態を知る上では欠かせません。
同様に腹診や舌診も、古来より体内部の情報を知る上でとても大切にされてきました。
游玄洞においても問診の他、脈診・腹診・舌診を通じて的確な病態の把握に努めています。
捉え方は違っても、今も昔も
病気の実態は変わっていません
病気の実態は、今も昔もそれほど変わっていないようです。もちろん、世界保健機関(WHO)により根絶宣言が出された病気もあれば、HIV(エイズ)など、近年新たに広まった病気もあります。
しかし古代中国においても、精神の病をはじめ心臓、肺、消化器、泌尿器、眼、耳、鼻、皮膚、歯の疾患や、頸・肩・腰・手足の痛みなどに対してあらゆる治療が行われてきました。
そして婦人、小児、老人特有の病気についても、さまざまな治療法を生み出してきました。
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阿久津 富男Akutsu Tomio
漢方の伝統的な考えに忠実に
二千年の歴史ある漢方医学は、果てしなく極めるのが難しい世界であり、絶えず自分自身を磨き続けなければなりません。
理論はもちろんですが、経験がとても大切です。そして五感を研ぎ澄まし、病体に対峙することが何より求められます。
そのことに真摯に取り組むことを心がけています。
「資格」薬剤師 はり師 きゅう師
「趣味」野菜作り 山登り 釣り 薬草採取 旅行 ヨガ